運転初心者など駐車が苦手な人は多いようです。車を乗り替えたときなども戸惑ったりしますね。
ホームセンターなど広い駐車場で練習できればいいのですが、家に居ながらでも駐車シミュレータを使えば練習できます。
また、教習所に通っているのであれば、駐車シミュレーターで運転実習の予習・復習ができます。
駐車シミュレーションといってもいくつか方法があるので、順を追ってご説明します。
- 駐車の理論(脳内シミュレーション)
- ミニカーを使ったシミュレーション
- 駐車シミュレーション・ゲーム
駐車の理論(脳内シミュレーション)
駐車をする際、四隅にタイヤがある大きな長方形(自動車)がどの様に動くかを知る必要があります。
具体的には以下となります。
- 内輪差:車が曲がるとき前輪と後輪では通過する軌跡が異なる
- 後進は小回りが利く:前進より後進の方がよく曲がる
そして、駐車の基本的な方法には2種類あります。
- 45度バック駐車
- 直角バック駐車
駐車の理論を理解することは、後述するシミュレーション(ミニカー、ゲーム)の基本になります。
- 駐車の理論:内輪差、後進小回り、駐車方法(45度、直角)
45度バック駐車
まず、車を駐車場から見て45度の位置に移動させて、そこからバックで駐車する方法です。
詳細は、以下の解説記事をご参照ください。
直角バック駐車
車を駐車場から見て直角の位置に移動させ、そこからバックで駐車する方法です。
詳細は、以下の解説記事をご参照ください。
ミニカーを使ったシミュレーション
運転が上手な人がミニカーを使って、運転初心者に駐車のコツを教えます。
- 例えば、親が子にミニカーを使って駐車のコツを教える
前輪が動かないミニカー
タカラトミー(TAKARA TOMY)のトミカなど、前輪が動かないミニカーを使います。
この場合、車は全く曲がらないので、指導者が車の動きを想像して車を動かす必要があります。
- 指導者が必要:車を手動で曲げる
ミニカーは安価なので、複数台購入するといいでしょう。
前輪が動くミニカー
前輪が動くミニカーとしてまず考えるのがラジコンカーです。
ラジコンカーは前輪が左右に動き操舵が可能です。
ただ、ラジコンカーは動きが速いため駐車の練習には向いていません。
前輪操舵した後、ラジコンカーを手動で前後に動かすといいかも知れません。
- ラジコンカーを手動で動かす
次に考えるのはプラモデルです。これもいいのですが、プラスチックは弱いので動かしていると破損する可能性があります。
- プラモデルは耐久性に難あり
Bruder
ドイツ製の知育玩具です。スケール(縮尺):1/16 でとても頑丈にできています。
前輪が動き、内輪差など「車の動き」が再現されます。
そのため、特に指導者がいなくても駐車の練習ができます。
- 指導者は必要ない:車は自動で曲がる
駐車シミュレーション・ゲーム
Play ストアなどで無料の駐車シミュレーションゲームが多数あります。
評判のよいアプリをインストールするといいでしょう。
- 駐車場のマスター
- 駐車の達人
これらアプリの凄いところは、縦列駐車やS字カーブ、クランクなども練習できるところです。
駐車場の中を移動する際に、S字カーブやクランクが出現します。
駐車場をどのように攻略するか、戦略を練る必要がありゲーム性が高いです。
- 縦列駐車、S字カーブ、クランクも練習できる
詳細は、以下の解説記事をご参照ください。