消音器を用いて声の筋肉を鍛えるトレーニング方法をご紹介します。
発声は声帯や肺などの筋肉を使います。
プログラマーなど普段声をださない職業の人は声帯や肺の筋肉が衰えてきます。
- 使わない筋肉は衰える
声の場合、衰えた声になり、人に伝わりにくい声になるでしょう。
- 声が老化する
カラオケにいくのもいいですが、自宅でトレーニングできれば手軽です。
ただ、自宅の場合、大声をだすと近所迷惑になります。
また、声のトレーニングで肺活量が増加するので、「霧の呼吸」の鍛錬になります。
声の筋トレ
消音器
UTAET
これより小さいサイズ(UTAET mini)もありますが、大人であれば女性でもサイズ的にこちらをおすすめします。
性能
アマゾンの上位レビューを見ると評価は低いです。
- 遮音性は低い
- 声がくぐもっている
試してみると遮音性に関しては、UTAETをしたのとしないのでは確実に差があります。
UTAETをすると、かなりうるさい声(高音・低音)を出しても話し声程度に抑えられます。
ただ、無音に近い遮音性を期待していると、期待外れになると思います。
- 確実に声は小さくなる(無音に近い状態にはならない)
- かなりうるさい声が話し声程度に抑えられる
また、UTAETをすると、声がくぐもって平坦になります。
その効果もあって、遮音性が高くなっています。
これはUTAETのリアルボイス機能(チューブ付きイヤホン)で解消されます。
歌唱練習など自分の声を聴きたいときは、チューブ付きイヤホンを耳に装着します。
- チューブ付きイヤホンを耳に装着する
使い方のコツ
使い方にはコツがあります。UTAETは顔に強く押し付けましょう。
この押し付ける力が弱いと隙間から音が漏れます!
- UTAETは顔にある程度強く押しつけよう
一方、これをやると息苦しくなります。息を吸うことが困難になります。
息を吸うときは、UTAETを押し付ける力を弱めましょう!
UTAETを顔に押し付ける力は強弱をつけて、呼吸しないととても苦しいです。
- 強く押しつける:大声をだすモード。1~2秒くらい?
- 弱く押しつける:声を少し小さくするモード。この間、呼吸する
UTAET mini
UTAETの小型版でコンパクトで場所を取りません。色はピンクとグリーンがあります。
こちらは以下の「性能」で述べる理由でお子様の使用をおすすめします。
性能
UTAETとUTAET mini では性能の差はほとんどありません。
両者を比較すると、形状の違いからか、UTAET mini の方が遮音性が若干高いです。
ただ、UTAET mini は口を当てる部分の面積(円錐の底辺部分)が狭いです。
そのため、UTAET mini を強く顔に押し付けた場合、大人が使用すると口が開けずらくなります。
大人が大きく口を動かし「あ、い、う、え、お」と発声するのが困難になります。
- UTAET:大きく口を動かして発声できる(大人)
- UTAET mini:大きく口を動かしての発声はしずらい(大人)
暗唱・歌唱
UTAETを使い、大きな声で暗唱・歌唱し、声の筋トレをします。
暗唱
筆者は「般若心経」を読経しています。英語の音読なども効果あると思います。
- 般若心経
- 音読(英語、プログラム、など)
筆者は何とはなくマスクをしてUTAETを使っています。
般若心経は4分弱のお経です。
上の動画をヘッドホンしながら読経します。
全部を大声で読経するのは無理なので、声に強弱を付けて読経しています。
- 声を弱:全体の4/5くらい。呼吸を整える。UTAETを軽く押す
- 声を強:全体の1/5くらい。大声をだす。UTAETを強く押し付ける
歌唱
歌唱の場合も呼吸しないといけないので、さびの部分は大声で歌い、それ以外は小声で歌うといいでしょう。
- さびの部分:大声で歌う。UTAETを強く押しつける
- それ以外 :小声で歌う。UTAETを軽く押す。呼吸を整える
歌のリズムにあわせて、UTAETの押し付け力の強弱を加減して歌唱しましょう。