筆者は、記憶力に自信がないので、メモを多用しています。
メモは、携帯用と作業用の2 種類を、使い分けています。
- 携帯用メモ:咄嗟時に使用
- 作業用メモ:作業時に使用
携帯用メモのメモ用紙は、「使い捨て」しています。
作業用メモのメモ用紙は、内容をデジタル保存した後、「再利用」しています。
デジタル保存の際は、ドキュメントスキャナー(ScanSnap)を用いています。
携帯用メモと作業用メモ、それぞれの詳細は、以下の記事をご参照ください。
- 携帯用メモ:携帯メモ帳用ボールペン
- 作業用メモ:作業に用いるメモ帳
メモのデジタル保存
作業用のメモは、サイズが、B7 と A6 のメモ用紙を使っています。
メモのデジタル保存は、いくつか方法があり、それらを実際に試してみました。
- カメラ(スマホなど)を使う方法
- プリンターのスキャナー機能を使う方法
- 専用のスキャナーを使う方法
最終的に、「専用のスキャナーを使う方法」で落ち着きました。
専用のスキャナーは、複数のメーカーが販売しています。
- 筆者が使用しているのは、ScanSnap です。
ScanSnap を用いたメモのデジタル保存
作業用のメモはデジタル保存します。デジタル保存後に、メモ用紙は内容消去します。
一連の作業は、以下の手順です。
- メモ用紙(B7、A6)に、フリクションペンでメモする(注1)
- メモが貯まった段階で、ScanSnapでメモを読み取る
- メモがクラウド領域に、デジタル保存される
- メモに熱を加えて、内容を消去する
- メモ用紙は再利用する
(注1)フリクションペン:熱を加えると消えるインクを用いたペン
フリクションペンの詳細は、記事「作業に用いるメモ帳」をご参照ください。
ScanSnap
ScanSnap は、スキャナーで書類を読み取り、デジタル化する専用装置です。
筆者は、ScanSnap iX100-B とScanSnap iX500 を併用しています。
最初に iX100-B を使い始め、後に iX500 を追加しました。
iX100-B、iX500、両方とも、とても使いやすい装置です。
ScanSnap iX500
図1. は、ScanSnap iX500 です。
- A4/両面
- 卓上
- 多量の書類
用途:卓上で、裁断した本や書類などをスキャンする
筆者は、自炊するために、iX500 を購入しました(注2)。
(注2)自炊(じすい):自分で、紙の書籍から電子書籍を作る一連の作業のこと
- 書籍をカッターでバラバラに裁断し、それらをスキャナーで読み取りデジタル化する
ScanSnap iX100-B
図2. は、ScanSnap iX100-B です。
- A4/片面
- 小型軽量
- 少量の書類
用途:持ち運び、数枚の書類をスキャンする
ScanSnap の導入
今回の「メモのデジタル保存」では、ScanSnap iX100-B で機能は十分です。
- ScanSnap iX100-B は、価格が安い(ScanSnap iX500 の約半分の価格)
- 取り回しが簡単で、常に身近に置いておける
しかし、今後、「メモのデジタル保存」だけではなく、「書類のデジタル保存」や「自炊」などを考えるならば、ScanSnap iX500 がオススメです。
- ScanSnap iX500 は、多量の紙処理に適している(書類、書籍、など)